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インコの病気

インコの病気についてまとめています。

先天性な病気や飼育環境によって発症するものなど病気はさまざまです。

飼育環境では、食事の栄養不足・栄養過多によるもの、インコに食べさせてはいけないものを与える、食事量が多すぎる、ケージ内が汚れている、日光浴不足、発情対策をしていないなどがあげられます。

インコは習性より病気であっても気づかれないように病気を隠すことがほとんどです。飼い主が気になって注目すると何事もない様子にふるまいます。

病気に気づかずインコが病気を隠すことができない段階まで進行してしまうと重症化になっていることが多く、病気によっては落鳥することがあります。

そのようなことにならないように、初期の症状を見逃さないようにしましょう。病気を早期に発見できれば完治することも可能です。

症状で病気を絞り込むことができます。ただし、個体によっては症状が出ない場合がありますので目安として捉えてください。

症状:

おなかの膨らみ, 下腹部の腫瘤, 胸部のふくらみ, 腫れ

目の周囲・鼻孔の周辺、クチバシの根元、翼などにイボのようなものができる病気です。 また、臓器や皮下の全身で見られることもあります。 このイボには膿が溜まった膿瘍や脂肪が皮膚にあふれてできる脂肪腫など腫瘍ではないものがあります。...

症状:

おなかの膨らみ, 嘔吐, 糞の異常, 腫れ, 食欲不振

本来、卵巣から排卵された卵は卵管に入りますが、卵管に入らず腹腔内に落ちることによっておこる腹膜炎(体腔炎)です。 また、卵管破裂で途中から卵が腹腔内に逸脱してしまうことが原因となることもあります。 症状としてはお腹が大きく腫れ、嘔吐、...

症状:

おなかの膨らみ, 呼吸困難, 腫れ

ホルモンの異常や細菌感染などから卵管に炎症が起こる病気です。 頻繁に産卵をしているインコに起こりやすく、卵の材料が卵管内にたまったりすることで下腹部がふくらみ、腹水がたまることもあります。...

症状:

腫れ

総排泄腔とはクロアカとも呼ばれ、便や尿、精子、卵など同じ場所から排出される器官をいいます。 卵を産むときや長期間の下痢など、肛門から総排泄腔の粘膜がでてきてしまうことがあります。肛門に赤いものが大きくはみ出すため見た目で異常に気づけます...

症状:

糞の異常

膵臓はインシュリンなどのホルモンを作る内分泌器官であると同時に消化酵素を出す器官でもあります。 膵臓疾患ではこれらの分泌が悪くなるため、症状として元気がなくなり白い糞をします。 白い糞はデンプンが消化されていないことを現わしています...

症状:

下痢, 体重減少, 嘔吐, 多飲(水を多く飲む), 寝ている時間が長い, 糞の異常

腐敗した餌や飲み水、さまざまな病原性微生物が原因で発生する病気です。 腸の粘膜で炎症を起こしている状態です。 症状としては以下のものがあります。 羽をふくらませて眠ってばかりいる 嘔吐 下痢 水をたくさん飲む 体重減少...

症状:

打撲, 腫れ

気嚢とは肺から延長された空気の入る袋です。 気嚢は胸、お腹、頭背部など肺を囲むようにいくつもあります。 放鳥中に壁や物に強くぶつかって気嚢が破れ、空気が皮下にたまって風船のように膨らむ症状を気嚢破裂といいます。...

症状:

くしゃみ, 下腹部の腫瘤, 呼吸困難

肝臓機能障害や卵管炎、慢性気道炎など様々な病気が原因で腹腔内に体液が溜まる症状です。 クシャミやせきなどの風邪のような症状があっても、実は腹水がたまっているということがあります。さらに腹水がたまっていくと呼吸困難の症状がでてきます。...

症状:

いつもと違う鳴き声, 呼吸困難, 異常な呼吸音

ヨード不足や甲状腺腫を誘発する物質を摂り過ぎていることにより甲状腺が腫れる病気です。 セキセイインコや文鳥に多く見られます。 甲状腺が腫れると気道を圧迫して、喘息のような呼吸困難の症状が現れます。 軽度のうちは症状がわかりませんが、...

症状:

くしゃみ, 涙目, 目の腫れ, 鼻汁

副鼻腔炎とは、鼻腔と眼の間の副鼻腔におきた炎症です。 ビタミンA不足、免疫力の低下から細菌、ウイルス、寄生虫などに感染して発症します。 鼻炎から進行して副鼻腔炎になることが多いです。 症状として鼻炎からの進行の場合は、...

症状:

くしゃみ, 鼻汁

インコも鼻かぜをひくことがあります。 よくクシャミをしたり、鼻の部分に鼻水が見られるときは鼻炎の疑いがあります。 鼻汁が水状のときは、温度変化などによる鼻粘膜への刺激によるもので生理現象ですので一時的なときもあります。...

症状:

くしゃみ, 呼吸困難, 目の腫れ, 鼻汁

インコに食事としてシードのみ与えていると、インコにとって必要な栄養素が足りず、さまざまな症状がでてきます。 ビタミンAが不足することにより、目の周りの腫れ、膨張。鼻汁、鼻孔の閉鎖を伴う呼吸困難の症状を引き起こします。...

症状:

おなかの膨らみ, 寝ている時間が長い, 糞をしない, 腫れ

メス特有のもので卵が卵管に詰まってしまう病気で、卵秘・卵塞ともいいます。 産卵期のメスが食欲もなくうずくまるような状態が続いたり、お腹から肛門付近が膨らんでフンがしづらい(フンがでていない)ようなら卵詰まりの可能性があります。 また、...

症状:

嘔吐, 糞をしない, 食欲不振

餌がそのう(餌をためておく器官)から前胃へ落ちていかず、そのうに滞留してしまう状態のことです。 なんらかの原因でそのうの動きが悪くなったときにおこりますが、消化器官に問題があるときでもおこります。 症状としては、食欲不振、嘔吐、...

症状:

なまあくび, 嘔吐, 多飲(水を多く飲む)

そのう(食道が部分的に拡張した器官で、餌を一時的に溜めておくところ)が炎症を起こした状態のことを、そのう炎といいます。 症状としては、餌や粘液質の液体を首を大きく振って嘔吐します。広範囲に吐き出しますので、...

症状:

くちばしが伸びる, 羽の異常

サーコウイルスというウイルスの一種が感染することで発症する感染症です。 Psittacine Beak and Feather Diseaseの略で、和訳するとオウム類嘴・羽毛病と呼ばれています。 幼鳥期に感染して発症するケースが多く...

症状:

くしゃみ, 食欲不振, 鼻汁

クラミジアと呼ばれる細菌が原因となる感染症です。 この病気はインコやオウムだけではなく、ほぼ全ての鳥で感染します。また、人獣共通感染症のため人にも感染することがあります。...

症状:

ぐったりしている

長時間の日光浴や、暑い室内、短時間でも真夏の炎天下にさらされた場合、熱中症になることがあります。 日差しを浴びて止まり木から落ちてぐったりしてしまうことがあり、重症の場合には落鳥することもあります。 日差しを浴びていなくても、...

症状:

くしゃみ, 呼吸困難, 鼻汁

マイコプラズマという細菌で引き起こされる呼吸器の感染症です。 症状としては、結膜炎、鼻炎、副鼻腔炎で、進行していくと肺炎、気嚢炎、呼吸困難を引き起こすことがあります。 幼鳥期に発症すると重症化することがあります。...

症状:

羽の異常

インコが自らの羽を引き抜いてしまうことを毛引き症といいます。 一部の地肌が見えていたり、羽が極端に抜けていたりすると毛引き症の可能性がありますので、インコの様子を観察して自ら抜いていないか確認しましょう。...

症状:

下痢, 体重減少, 嘔吐, 食欲不振

カビの一種であるカンジタ菌による感染症です。 カンジダ菌は消化器官に常在する菌のひとつですが、健康体でれば免疫力でカンジタ菌の増殖を抑えて、無症状でいることがあります。...

症状:

おなかの膨らみ, くちばしが伸びる, 羽の異常, 羽の色が変わる

肝臓の機能が落ちる原因としてウイルス性のもの、過発情による肝臓の疲労、食事の栄養バランスの崩れによる栄養不足などがあります。 肝機能が低下すると以下の症状がでてきます。 クチバシがいびつな形になる クチバシや爪が長く伸びる...

症状:

体重減少, 嘔吐, 多飲(水を多く飲む), 脚の麻痺, 腫れ

腎臓は、体内の老廃物を尿酸として排泄する臓器です。 腎不全とは腎機能が50%を下回った状態をいいます。腎臓の働きが悪くなると尿酸がうまく排泄されずに体内に蓄積すると、様々な症状があらわれます。 脱水、循環不全のほかに、ウィルスや真菌(...

症状:

嘔吐, 糞の異常, 食欲不振

インコが異物を飲み込んでしまうトラブルで、放鳥中に飼い主が目を離したすきにおこることが多いです。 インコは消化できないものであっても飲み込んでしまうことがあります。 小さなビーズのようなものを誤って飲み込んだり、...

症状:

ぐったりしている, 羽の異常

カルシウム不足により、動きが鈍くなったり、翼が垂れ下がったり、だるそうな動きをしている姿が見られます。ひどいときには痙攣を起こして横たわってしまうこともあります。 主食がシードの場合、...

症状:

呼吸困難, 食欲不振

環境中に多く存在するアスペルギルスというカビの一種の感染症です。 空気中のほこりの中などによくみられ、換羽期、環境変化によるストレス、病気などにより免疫力が低下したときに、アスペルギルスの胞子を吸引して発症します。...

症状:

下痢, 体重減少, 嘔吐, 糞の異常, 食欲不振

AGY(Avian Gastric Yeast)は、カビの一種です。 AGYは世界中に感染が広まっており、日本でも大多数が感染していると言われています。 以前はメガバクテリア感染症と呼ばれていました。...