飼い鳥レスキュー「TSUBASA」

更新日: 2021/01/29
ボウシインコの触れ合い

先日、埼玉県にありますTSUBASAさんに久しぶりに行ってきました。

TSUBASAさんをご存知ない方もいらっしゃるかと思いますのでご紹介いたします。

正式にはNPO法人 TSUBASAです。飼い鳥のレスキュー活動をしている団体さんです。埼玉県でその活動が認められた「認定NPO法人」というのが特徴です。全国でも認定NPO法人の数はNPO法人に比べるとはるかに少ないことから活動実績がわかるのではないでしょうか。

鳥さんを飼われていた方がやむを得ず手放さなくなったときに引き取ったり、悪質なペットショップやブリーダーから鳥さんをレスキューして保護しています。保護したのち次の里親さんが見つかるまで施設で保護していただいています。他には飼い主さん向けの勉強会やセミナーなどの啓蒙活動もされています。

大型のオウムなどは寿命も30~50年ととても長く飼い主さんがお亡くなりになったり、また雄叫びのあまりの大きさに飼えなくなったりして引き取られるケースが多いようです。

施設には小型のフィンチから大型のオウムまで多種の鳥さんがいます。現在は、土日祝日のみ施設を開放されており、鳥さんと触れ合うことができますので里親を希望される方は足を運んでいただければと思います。

ここの鳥さんは事情があったといえ心に大きな傷が残っています。保護されてからスタッフさんの懸命な処置で元気になり再び人と触れ合うまでに回復しています。次に飼われるときには大切にされることを切に願っております。

里親に関してですが、引き取られる際は費用が発生します。施設運用のために必要なもので募金という形となるそうです。費用のおおよその目安は市場の半値〜3分の2プラスαとなりますが、詳しくはお問い合わせいただければと思います。

TSUBASAさんはスポンサー、募金で運営されております。大型のオウムも多数おりますので、 鳥さんの食餌代、医療費などの維持費は相当な費用がかかります。このような施設がなければ保護されることができず多くの命が失われることになってしまいます。そのようなことにならないように、私も少しでも支援させていただきたいと考えております。なお、先に述べましたように当団体は認定NPO法人となりまして、税制優遇が適用されます。税金の還付など受けられます。詳しくはTSUBASAさんのホームページに記載がありますのでご確認ください。

ヨウム

また、ボランティアも募集されておりまして、施設の清掃、給餌、鳥さんのお世話などがあります。普段ではお世話する機会があまりない大型オウムやいろいろな種類の鳥さんの性格を知る機会にもなりますので、近隣の方でご参加いただける方がいらしゃいましたらお願いできればと思います。

NPO法人 TSUBASA
https://www.tsubasa.ne.jp/

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