カルシウム不足により、動きが鈍くなったり、翼が垂れ下がったり、だるそうな動きをしている姿が見られます。ひどいときには痙攣を起こして横たわってしまうこともあります。
主食がシードの場合、副食でボレー粉やカトルボーンを与えてカルシウムを補給してください。
シードには、カルシウムの栄養素が含まれていませんので、シードのみ与えているとカルシウム不足が原因でさまざまな病気、骨格異常を引き起こします。
また、カルシウムをいくら摂っていてもビタミンD3が不足していると、カルシウムを十分に吸収できません。
ビタミンD3は日光浴で生成されますので、日光浴もあわせて行いましょう。
麻の実やヒマワリの種などの高脂食は、カルシウム補給を阻害することもありますので、与えすぎに注意してください。
メスの発情期においては、過剰な産卵によるカルシウム不足を引き起こすことがありますので、カルシウム不足を起こさないように栄養管理をしていきましょう。問題行動である過発情もほっとけば病気につながりますので、発情対策もしっかり対応しましょう。
カルシウム欠乏症と自己で判断しても、獣医師に診てもらってください。症状によっては治療や投薬が必要となることがあります。
症状:
- ぐったりしている
- 羽の異常
※こちらの病気にかかった方からの情報をお待ちしています。