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インコの迷子急増中

オカメインコの保定・爪切り・発情

更新日: 2020/08/28

オカメインコの保定

保定とは小鳥を手のひらで包むように保って、暴れないように安定させることをいいます。

伸びすぎたつめを切ったり、ケガや病気の状況を見たり、投薬のときなど保定を求められることがでてきます。

保定のやり方は、人差し指と中指で軽くオカメインコの首の部分をはさみ、残りの指でからだ全体をやさしく包み込むようにします。その後、オカメインコを仰向けにすると大概は暴れなくなります。

最初のころは手乗りでも嫌がる個体が多いので、保定が終わった後に声がけなどコミュニケーションをとってフォローしましょう。

捕まることを嫌がるオカメインコが逃げ出そうとしたときに、胸部を強く圧迫してオカメインコが窒息することがないよう力を入れ過ぎないようにしましょう。

また、噛まれることもありますので、指をうまく使って噛まれないようにしましょう。

保定は必ずできないといけないわけではありませんが、オカメインコとの長い付き合いの中で必要となるものです。

少なくともタオル等を使って保定できるようトレーニングしましょう。

保定が必要なシーン

  • オカメインコの体調確認(病気やケガ)
  • つめ切り
  • 病気のときの投薬

保定の注意点

  • 胸部を強くおさえない
  • 終わった後に声がけする
  • オカメインコが暴れるときはタオルで捕まえる

オカメインコの爪め切り

オカメインコの爪が、ある程度伸びてきたら爪切りが必要です。

目安としては、飼い主にオカメインコが止まったときに肌がチクチクしたり、服に爪が引っかかるようになったときです。

また、オカメインコが歩きずらそうにしている様子からもわかります。

爪が長いままだと、止まり木に止まりづらくなったり、歩きでの移動に支障がでてくることがあります。ときにはケージの中や放鳥時につめをひっかけて、つめが剥がれてしまい、出血することもあります。

飼い主が爪切りをできそうになかったら、動物病院やペットショップでつめ切りができますのでお願いしましょう。

飼い主がオカメインコの爪切りをする場合、保定ができること、万が一に爪を切りすぎて出血しても止血できるように止血剤を用意しておくことが必要です。爪切りは鳥専用のものが売っています。

少しでも不安であれば、最初のうちはプロにお任せして、後々爪切りの仕方を教えてもらうとよいかと思います。

オカメインコは爪の中にも血管が通っていますので、深く切り過ぎると出血します。

少しの出血でも命取りになりますので、知識もないのに安易にやってみようとしないでください。実際に止血ができずに亡くなったインコの事例もあります。

爪の伸び過ぎによる影響

  • ケガの原因になる
  • 止まり木に止まりずらくなったり、移動しずらくなる

爪切りのポイント

  • 一度は獣医師に爪を切ってもらいアドバイスを受ける
  • 保定ができること
  • 鳥専用の爪切りを使用
  • 止血剤を用意
  • 慣れないうちは2人で対応
  • 爪はとがった先端部分を切る
  • 長めに切りたいときは獣医師にお願いする
  • 手での保定で暴れる場合は、タオルで目隠しをしてから

オカメインコの発情期

オカメインコは、オス、メスに関わらず発情する時期を年に2回ほど迎えます。

春、秋の暖かく過ごしやすい時期で、この時期の短期間であれば自然な発情サイクルですので問題はありません。

しかし、年間通して発情行為が多く見られる場合、行き過ぎる発情によって病気にかかったり、寿命を縮める原因となります。

オカメインコとの接し方によって回避できることは行って、オカメインコが健康で長生きできるようにしたいものです。

オカメインコの発情を促す環境、行為

おやつの与えすぎ

栄養過多により過剰な発情行為のきっかけとなります。

背中をなでる(メス)

オカメインコの交尾は、オスがメスの背中の上に乗って行います。メスの背中をなでる行為は、交尾を想起させてしまいます。

日照時間が長い

日の出に目覚めて、日の入りで眠るという生活環境があれば問題ありませんが、部屋の中で飼う以上難しいことだと思います。夜はなるべく早めに、ケージに暗くなるようなカバーを被せてオカメインコが眠りにつけるようにしましょう。そうすることで、日照時間も短くなり、発情のきっかけも減ってくると思われます。

おもちゃへの発情

ケージ内に配置したおもちゃが、オカメインコの恋愛対象になることもあります。オカメインコの様子を見て発情のきっかけになっている場合、おもちゃの交換や撤去を検討してみてください。

ケージの配置

オカメインコが安心しきって過ごせるような環境になると、発情のきっかけになることがあります。定期的にケージの配置を換えることで、小さなストレスがかかり発情抑制につながります。ただし、過度のストレスがかからないような配慮をしてください。

過剰な発情により引き起こされる病気の例

  • 過度の餌の吐き戻しによる衰弱(オス)
  • 精巣腫瘍(オス)
  • 卵秘、卵詰まり(メス)
  • カルシウム欠乏症(メス)
  • 毛引き症

発情のまとめ

長期にわたる発情は確実に命を縮めます。

安全・安心な環境はときに発情にスイッチが入ります。環境に適度な変化を加えることで、オカメインコが発情に入ることを抑止することもできます。

飼い主に対して発情してきた場合でも、おもちゃ遊びへ誘導したりして発情行動を助長させない方向にもっていくことが大切です。

なお、過度な環境変化は大きなストレスとなりますのでおすすめできません。

オカメインコの飼い方