

さて前回まではオカメインコがパニックを起こしてしまう要因と対策について書いてきましたが、最後にパニックを起こしてしまったとき、どうすれば良いのかを考えて行きたいと思います。
飼い主が動揺しないこと
オカメパニックを起こしているオカメインコは冷静さを失い、とにかく暴れることしかできません。
動物ですから自分で落ち着かせるなどの理性的な行動ができません。ですからパニックを起こしてしまったら、とにかくオカメさんの近くに行って声がけをしてあげてください。
ケージ越しの声がけ
「大丈夫だよ〜○○ちゃ〜ん!はーい、大丈夫大丈夫!」
など言葉は何でもかまいません。大切なのはオカメさんの目を見てオカメさんに飼い主が傍にいるということを知らせて安心感を与えることなのです。
決してその時にケージから出したり、ケージを移動したりなどしないことです。余計にパニック症状が増してしまう事も考えられるからです。とにかく声がけをして「大丈夫」という事を伝えましょう。
そういう呼びかけに応じてもらう為には普段からオカメインコとの信頼関係を築いておく必要があります。
日頃から声をかけてあげたり、遊んであげたりコミュニケーションを欠かさないようにしましょう。
パニックが収まったら
そしてパニックが収まってもすぐにケージから出したり手を差し伸べたりすることなく、しばらく傍に居てあげましょう。
また、寝室とオカメさんが居る部屋が別でしたら頻繁にパニックを起こす子はすぐに対応出来る場所にオカメさんを移動するのも手です。

我が家のくぅも頻繁にパニックを起こしていた頃は、私の寝室に連れて行っていた時期もありました。
時には命にも関わるオカメパニック。
最善の対応で、万全な準備をしておきたいですね。

