保護鳥の飼い主さんが見つかりました
こちらに掲載されていた保護鳥の飼い主さんが見つかりました。
ご協力いただきました皆様ありがとうございました。
コメント
投稿者: 里親登録申請中
投稿日時: 2015年06月01日 0時00分29秒
今朝一番に、飼い主さんからお電話いただきました。
保護された場所から北にほんの250mほど先の住宅街の方で、ポスターを今見たということで早速面会もしていただいたところ、やはり間違いなく飼い主さんだということを確認できました。
この4か月の保護期間で、初めの内はただただ飼い主さんを恋しそうにしていて他の仲間には目もくれなかったこのピーコちゃんは、3ヶ月目くらいからいっしょに暮らす仲間と上手に遊べるようになり、そのうちの一羽とつがいとなり、今となっては離すのがかわいそうな状態となっていました。
その姿をご覧になられ、結局はこのままこちらで大切にお預かりすることになりました。
寒い中食べるものもなくかわいそうなことをしてしまったとずっと悔やんでいたところ、元気にしていただけでよかったと、ご自身に言い聞かせてらっしゃるようでした。
飼い主さんはご高齢のご夫婦で、ヒナから育てて約2年ということでした。
警察への届出もご存知なく、ぱど(地域の情報誌)も迷子当初は見たりされていたけれど、最近はきちんと見てらっしゃらなかったようで記事にはお気づきではなく、自治会の掲示板で気づかれたということでした。
それがいつから貼られてたか定かではないですが、
私がその地域の方にポスターをお願いしたのは3月中頃のことでした。
諦めずに情報発信することで再会できるご縁がやはりこうしてあるものと、
とてもうれしい事例を一つ増やすことができました。
皆さんにもご心配をいただき、情報の拡散にご協力いただきましたことに心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
投稿者: 里親登録申請中
投稿日時: 2015年06月01日 0時21分10秒
追伸です。
迷子にされた日を正確に覚えておられなかったのですが、1月の雨の日だったということで過去の天気を調べたところ、保護日直前の雨天は2日前の1月27日で、
そうすると、丸2日を冬の室外で過ごしたことになります。
それが間違いないかどうか、できるだけ正確に確認と調査をしてみたいと思っています。
投稿者: 里親登録申請中
投稿日時: 2015年06月06日 12時17分11秒
飼い主さんからあらためてお電話いただき、昨日ピーコちゃんは無事に自宅へ帰って行きました!
自分のカゴに移ったピーコちゃんは、菜っ葉さしに頭を突っ込んだりしながら懐かしいカゴの中でとても落ち着いた様子になっていました。(写真はその様子です。)
以下に、ピーコちゃんが自宅へ帰るまでの4か月を参考までにまとめてみます。
迷子になった日は不明ですが、雨の降る午前。保護日の直前を調べると、
1月27日午前中、にわか雨があったようです。
1月29日:
会社の自動販売機上にいるところを発見される。
逃げるこの子を追いかけて捕まえてくださる。
会社前と近所のスーパーに貼り紙、そのまま会社で預かられる。
2月4日:
枚方警察へ、拾得届けといっしょにこの子も預けられる。
2月13日
(情報誌ぱどに自分の迷子ナノの記事初掲載)
2月18日?
枚方警察から依頼を受けた大阪市東住吉区の方、これまで他の動物たちも引き受けられているそのお宅へ引き渡される。
2月29日
(ぱどに、2回目のナノの記事掲載)
3月3日
ぱどを見た、ピーコちゃんを追いかけて捕まえて下さった方から電話が入る。
3月6日
東住吉区の預かり主さんのお宅へ面会に行く。
連れて帰ってほしいとの依頼を、ナノではなかったショックから受け入れられず空のカゴのまま帰宅する。
3月21日
思い直して、元の預かり主さんに我が家での預かりは辛いため親しくしている美容室さんに預けることを承諾いただいた上、ピーコちゃんを引き取りに行く。
※預かり主さんは外国の方との結婚のため2か月日本を離れるということで、同居のご両親はすぐに帰国するけれど、すでに他の動物たちがたくさんいて留守を人に頼むことももう目一杯だったことにより手放すことを希望されていました。
3月22日
枚方市出口周辺に、作ったポスターの貼り出しに行く。
3月23日
保護して下さった会社へ、引き取ったことと飼い主探しを頑張ってみることのご挨拶へ行く。
★あまり飛べない子なので近所ですぐに見つかると想定したのに、全く飼い主さんが見つからないことに苛立ちを感じ始め、
4月12日
インターネットのサイト【枚方つーしん】を見つけて記事を書く。
4月24日
ぱどに、ピーコちゃんの記事を初掲載する。
5月31日
9:00頃、飼い主さんから自治会の掲示板を見たと電話が入る。
13:00頃、保護された会社前で、仲良くなったオスの子もいっしょにいる状態で面会していただくが、そのまま仲良くさせてあげてと帰って行かれる。
6月3日
迷子になった日付のことで飼い主さんに電話をかけて、気持ちの変化を確認する。
6月4日
近くに住む娘さんから、本当は連れて帰りたいと電話を受ける。
6月5日
娘さんのお迎えで、無事に自宅へ帰って行く。
~総括~
★あれほど寂しそうだった子が、とうとうオスの子と仲良くなって間がなかったのでオスの子も面会に連れて行ったことが、連れて帰ることへの遠慮をさせてしまいました。
★こちらもオスの子のことを考えて、すぐに連れて帰られることに躊躇してしまう気持ちがありました。
★初めはただただ飼い主さんを探したい一心でしたが、そんな経緯が気持ちを迷わせることもあると体験しました。
★けれど、元のお家で幸せに暮らしていた以上、元のお家へ帰ることが当然ということにきちんとおさめることができて、自分でもホッとしました。
以上です。