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くちばしが伸びる

ウイルス性羽毛疾患(PBFD)

サーコウイルスというウイルスの一種が感染することで発症する感染症です。

Psittacine Beak and Feather Diseaseの略で、和訳するとオウム類嘴・羽毛病と呼ばれています。

幼鳥期に感染して発症するケースが多く、成鳥時は免疫力があるため感染しずらいです。

難病で致死率も高い病気です。羽の異常は外見からでもわかりますので、気づいたら早めに病院で検査を受けましょう。早期治療によって陰転した事例もあります。

主な症状としては次のとおりです。

羽の異常:羽が生えてもすぐに抜ける。また、羽の形状に異常が見られたり、羽軸に血が付着している。尾羽が伸びないなど。

クチバシの変形:クチバシが異常に伸びて餌が食べられなくなる。伸びたクチバシは病院でカットしてもらえます。

免疫不全:免疫低下でさまざまな病気を併発します。

感染したインコのフンや脂粉からウイルスが排泄されますので、他にもインコがいる場合は隔離する必要があります。特にヒナや幼鳥へは感染しやすいため注意してください。

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肝臓疾患

肝臓の機能が落ちる原因としてウイルス性のもの、過発情による肝臓の疲労、食事の栄養バランスの崩れによる栄養不足などがあります。

肝機能が低下すると以下の症状がでてきます。

  • クチバシがいびつな形になる
  • クチバシや爪が長く伸びる
  • 羽色が薄くなる
  • 羽毛全体の色素が変わる
  • お腹のふくらみ

肝機能低下が進行していくと他にもさまざまな症状がでてきますので。獣医師による治療が必要です。

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