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糞をしない

卵詰まり(卵秘・卵塞)

メス特有のもので卵が卵管に詰まってしまう病気で、卵秘・卵塞ともいいます。

産卵期のメスが食欲もなくうずくまるような状態が続いたり、お腹から肛門付近が膨らんでフンがしづらい(フンがでていない)ようなら卵詰まりの可能性があります。

また、卵があると分かった時点から24時間経過しても卵がでてこないときは、卵詰まりを疑いましょう。

卵が詰まった状態は非常に危険な状態ですので、すぐに獣医師に診てもらってください。

高齢または未成熟での産卵、カルシウムやビタミン不足などさまざまな原因がありますが、成長期以外での産卵は卵詰まりになりやすく、連続しての産卵はさらに卵詰まりになる可能性が高くなります。

発情がおさまらず、対策をしても卵を持ちそうになったときは、お腹が膨らんできますので、産卵状態になるまで放置せず、獣医師に相談してみてください。

お腹がが少し膨らんできてもすぐに卵をもっているわけではありませんので、飼い主が発情対策しつつ、発情を抑える薬を併用すればふくらみがおさまり産卵は避けられます。

成長期で産卵させたいときは、気温急変期や冬季は卵詰まりの可能性が高まりますので、この時期の素引きは避けましょう。

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食滞

餌がそのう(餌をためておく器官)から前胃へ落ちていかず、そのうに滞留してしまう状態のことです。

なんらかの原因でそのうの動きが悪くなったときにおこりますが、消化器官に問題があるときでもおこります。

症状としては、食欲不振、嘔吐、フンをしないなどです。

挿し餌のヒナに起こりやすく、餌がそのうで固まってしまって気がつかないと胃にエサが落ちなくて落鳥してしまいます。

挿し餌ヒナの場合は、餌を与える前に毎回そのうを触ってチェックしないといけません。

食滞を起こしたら対処としては、スポイトでぬるま湯を飲ませ、胸部をやさしくマッサージして、滞留した食べ物を胃へ流します。

1度では流れないことが多いため、そのうがやわらかくなって餌が胃に落ちていくところまで、何度か丁寧に行ってください。

成鳥でも食滞を起こすこともありますので、初期対処はヒナと同じくぬるま湯を与えて食滞の症状がおさまるか状況をみてください。このときは水入れに入れて与えるようにしてください。

成鳥とヒナともに食滞が改善したらフンをするようになりますので、確認してください。

成鳥の場合、ぬるま湯で改善したとしても消化器官の問題も考えられますので、獣医師に診てもらってください。

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