インコに餌として与えるシードにもいろいろな種類があります。
ここでは愛鳥さんにどのようなシードを選んだらよいか、またシード食で注意したいことをまとめました。
無農薬のシード
身体の小さいインコだからこそ健康を第一に考えたいですよね。
一般的に売られているシードは無農薬と表示されていないものは農薬を使われた環境で作られています。
農薬は人間でも害があるといわれているものですから、インコの健康を考えたら無農薬のシードをインコに与えたいです。
無農薬はおいしいようで我が家のコザクラインコに外国産の無農薬ではないシードを与えていましたが、国産無農薬のシードに切り替えたところ食いつきが段違いに良くなりました。
インコ用の無農薬シードは鳥の専門店でも購入できますし、ネットでも一般的に購入できます。
シードのおすすめの配合
シードは単体で与えると栄養バランスが偏りますので複数種類を混合して与えます。
配合するシードの種類は、あわ、ひえ、きび、カナリーシードが一般的です。
インコが肥満気味の時は脂質の高いカナリーシードを除いて、あわ、ひえ、きびを配合することもあります。
配合の比率は、あわ2、ひえ5、きび2、カナリーシード1で、この配合比率でタンパク質10%、脂質4%のバランスのよい食餌となります。
ショップでは単体もありますが、シードを2種類、3種類、4種類と最初から混合したものが売られています。
シードは他にもソバの実、麻の実、ヒマワリ、サフラワー、ナタネ、エゴマなどインコに与えて良いものが多数ありますが、小型インコ~中型インコでは脂質が高いため日常的に与えるのには向きません。おやつとして少量与える分には問題ありません。
殻つきシードとムキエサ
シードには殻つきと殻をむいたムキエサがあります。
殻つきはインコが本来持っている殻もむいて食べる行為自体が楽しみにもなり、ストレス解消にもつながります。
また、栄養面でも殻つきの方が栄養価が高いですので、インコが殻つきシードを食べられるようでしたら与えてください。
インコには通常、殻つきシードを与えますが、インコが病気や幼鳥・高齢などで自ら殻をむいて食べることができないときはムキエサを与えます。
シードで不足する栄養
栄養面から見たときシードはたんぱく質、脂質、炭水化物をふんだんに摂ることができますが、ビタミン、ミネラル、カルシウムがほとんど含まれず不足していますので、副食で不足している栄養を補う必要があります。
ビタミン・ミネラルは青菜(小松菜、豆苗、チンゲン菜など)から摂ります。
青菜にもほとんどで農薬が使われていますので、よく洗うか残留農薬を落とす洗浄剤を使いましょう。
カルシウムは、イカの甲を乾燥させたカトルボーンやカキの殻を焼いて砕いたボレー粉から摂ります。
青菜を毎日与えるのが難しい場合、サプリメントとして与える方法もあります。サプリメントとして与えるときは、餌か水にまぜるタイプとなります。
シードのおすすめ
国産の無農薬で育った殻つきシードです。
ムキエサのおすすめ
病気、幼鳥・高齢で殻つきシードを食べられないインコへ
この商品は殻むきの栄養低下を防ぐため、シード以外の栄養素を追加し一部シードは殻つきにして栄養バランスを保っています。
シードの栄養補助食品のおすすめ
カルシウム補給に
手洗い済みで、そのままインコに与えることができます。
シード食で不足しがちなビタミン・ミネラルを摂ることができるサプリメントです。
シード食で青菜を毎日与えるのが難しい場合、サプリメントでの栄養補給を検討してみてください。
おすすめの残留農薬洗浄
小松菜やチンゲン菜などの青菜の残留農薬をとる天然素材の食材除菌剤です。