そのう(食道が部分的に拡張した器官で、餌を一時的に溜めておくところ)が炎症を起こした状態のことを、そのう炎といいます。
症状としては、餌や粘液質の液体を首を大きく振って嘔吐します。広範囲に吐き出しますので、発情期によるはき戻しとは区別ができます。また、嘔吐物には悪臭がします。
他の症状として、なまあくびが多くなったり、水を多く飲むこともあります。進行していくと食欲がなくなっていきます。
原因として異物や刺激物を飲み込んでしまったときや、そのうで細菌や寄生虫が増殖するなどです。
加熱されたでんぷん質(ごはん、パンなど)は、うまく消化できないためそのう炎が起きる原因とも考えられています。
よくありがちなことが、人の食べ物を欲しそうにしていたから与えてしまったり、古くなった餌を交換せずにしばらく与えてしまったりすることがあると思います。
衛生面に気をつけて、人の食べ物はインコが欲しがっていたとしても与えることのないように注意しましょう。
症状:
- なまあくび
- 嘔吐
- 多飲(水を多く飲む)
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