クラミジアと呼ばれる細菌が原因となる感染症です。
この病気はインコやオウムだけではなく、ほぼ全ての鳥で感染します。また、人獣共通感染症のため人にも感染することがあります。
インコがクラミジアを保菌していても症状がなく健康体である場合が多いため外見だけでは判断がしずらいです。
インコが感染しているとさまざまな症状が現れます。
- クシャミ
- 鼻水
- 食欲不振
無症状で亡くなることもあります。
無症状のことも多く感染力は強いですが、獣医師にてクラミジア検査をすれば発見できます。
既にインコを飼っていて、新たにインコをお迎えするときにはクラミジア検査をした方が安全です。
クラミジアに感染するとフンに大量のクラミジアが混じります。
ケージを分けていても感染したインコへの接触、排泄物への接触、飛散したクラミジアを含んだホコリから感染することもあります。
インコからインコへの感染だけではなく、インコから人へも感染することがありますので飼い主も注意する必要があります。
インコが感染していたら飼い主は以下の対応をとりましょう。
- インコを触れた後に手を洗う
- インコの排泄物に素手で触れない
- ケージを掃除するときはマスクを着用
また、人からインコへの感染の可能性もありますので、人の口移しでインコへ食べ物を与えないようにしましょう。
症状:
- くしゃみ
- 食欲不振
- 鼻汁
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